本日、美術館デビューしました。 ― 2012年05月13日 15:53
本日、美術館デビューしてきました。
場所は和泉市の久保惣記念美術館です。
現在、開館三十周年記念の特別陳列久保惣コレクション・東洋美術の名品展が開催されています。
家から車で30分という便利さもさることながら、ここのコレクションの一つ、宮本武蔵の枯木鳴鵙図が今日までの展示というのもあって、デビューの場所に選びました。
広い敷地の緑豊かな庭園の中に明るく綺麗な建物で、とても気持ちのいい美術館でした。
武蔵の枯木鳴鵙図だけでなく、伊勢物語絵巻や土佐光成の新三十六歌仙図帖、網干図屏風など素人目にもすごい!と思わせるものも沢山ありました。
さらに何とかキャンペーンとかで入館料が200円だったのも驚きました。この先もいろいろ企画があるみたいで、また何度も行きたいと思いました。私のホーム美術館になるかもしれません。
場所は和泉市の久保惣記念美術館です。
現在、開館三十周年記念の特別陳列久保惣コレクション・東洋美術の名品展が開催されています。
家から車で30分という便利さもさることながら、ここのコレクションの一つ、宮本武蔵の枯木鳴鵙図が今日までの展示というのもあって、デビューの場所に選びました。
広い敷地の緑豊かな庭園の中に明るく綺麗な建物で、とても気持ちのいい美術館でした。
武蔵の枯木鳴鵙図だけでなく、伊勢物語絵巻や土佐光成の新三十六歌仙図帖、網干図屏風など素人目にもすごい!と思わせるものも沢山ありました。
さらに何とかキャンペーンとかで入館料が200円だったのも驚きました。この先もいろいろ企画があるみたいで、また何度も行きたいと思いました。私のホーム美術館になるかもしれません。
横山大観を見に遠出 ― 2012年05月21日 12:37
先週に続き、この日曜日も絵を見に行ってきました。
三重県四日市の近くにある、パラミタミュージアムまで、横山大観の絵を見たくて。でも遠いですね。仕事では松坂や四日市、更には名古屋でも日帰りしますが、自分ひとりで四日市まで往復はかなりきついです。
ただし、その甲斐は十分ありました。横山大観はやはりすごいです。もちろん大観の絵をちゃんと見るのは初めてですが、思っていた以上にすごいです。今回の展示の目玉は「不二霊峰」という屏風絵ですが、個人的にはそれよりも他に展示されていた掛け軸の絵の中にすごい!と思わせてくれるものがいくつもありました。
大観だけでなく、一緒に展示されている他の作者による絵にも、すばらしいものがたくさんありました。とくに惹かれたのは川合玉堂です。特に「山村積雪」という水墨画(?)は、すばらしいです。雪の白は素材の白を生かし、玉堂が描いているのは木や岩だけなのに、見るものの目には画面いっぱいに積もった雪が見えます。更にその後には空だけを描いて真っ白な山を印象付けさせる、すごい技術ですね。
大観と玉堂はもっともっといろんな作品を見たいと思いました。
三重県四日市の近くにある、パラミタミュージアムまで、横山大観の絵を見たくて。でも遠いですね。仕事では松坂や四日市、更には名古屋でも日帰りしますが、自分ひとりで四日市まで往復はかなりきついです。
ただし、その甲斐は十分ありました。横山大観はやはりすごいです。もちろん大観の絵をちゃんと見るのは初めてですが、思っていた以上にすごいです。今回の展示の目玉は「不二霊峰」という屏風絵ですが、個人的にはそれよりも他に展示されていた掛け軸の絵の中にすごい!と思わせてくれるものがいくつもありました。
大観だけでなく、一緒に展示されている他の作者による絵にも、すばらしいものがたくさんありました。とくに惹かれたのは川合玉堂です。特に「山村積雪」という水墨画(?)は、すばらしいです。雪の白は素材の白を生かし、玉堂が描いているのは木や岩だけなのに、見るものの目には画面いっぱいに積もった雪が見えます。更にその後には空だけを描いて真っ白な山を印象付けさせる、すごい技術ですね。
大観と玉堂はもっともっといろんな作品を見たいと思いました。
土佐派の絵の精緻さ ― 2012年05月22日 12:48
今回のパラミタミュージアムでは土佐光起の扇絵、前回の久保惣記念美術館では土佐光成の新三十六歌仙図帖をみましたが、とにかくその絵の精緻さには本当に驚きます。
人物の着物の柄や女性の髪、背景の部屋の襖絵や庭の草まで、とにかく、良くここまで細かく書き込んだものだと、ほとほと感心します。背丈わずか10cmほどの人物画をここまでするのかという感じです。その技術やどんな道具で描いているのかと興味は尽きません。
人物の着物の柄や女性の髪、背景の部屋の襖絵や庭の草まで、とにかく、良くここまで細かく書き込んだものだと、ほとほと感心します。背丈わずか10cmほどの人物画をここまでするのかという感じです。その技術やどんな道具で描いているのかと興味は尽きません。